
筋肉の付き方の美しさを競うボディビル。
筋肉をより美しく見せるためにトレーニングで筋肉を肥大させることはボディビルダーの基本ですが、コンテストで見た目をよりよくするためには、筋肉の凹凸や陰影をハッキリさせるために日焼けをします。
また、それと同様に、ほとんどのボディビルダーがムダ毛処理に気を使っています。
毛があること自体はコンテストのルールに抵触しているわけではありませんが、やはり見た目の競技なので、実際には筋肉のカットをぼやけさせないために、ムダ毛処理に気を配ることは大切です。
今回は、そんなボディビルダーのムダ毛処理についてお伝えしたいと思います。
全身のムダ毛処理は必須?!
ボディビルの起源は11世紀までさかのぼり、自分の肉体を鍛錬によって、古代ギリシャ・ローマの彫刻などで具現化された肉体の美に近づけることを目指したことが始まりだといわれています。
とはいっても、現在のように筋肉の付き方の美しさを競う「技芸」として発展し始めたのは19世紀末です。
いずれにしても、その歴史は大変古く、一種の様式美のような魅力がある伝統的な競技です。
なので、現代のボディビルにももちろん、ただ競技を行うだけではなく伝統を継承するという目的も含まれており、古くから守られている様式は現代でも変わらず引き継がれています。
日焼けをした肌にオイルを塗って光沢を作り筋肉美をアピールするところなどは、その典型的な例として挙げることができるでしょう。
それと同様に、ボディビルの伝統的な様式として守られているのが徹底したムダ毛の処理です。
身体の美しさを競うボディビルにおいては、体毛は審査の邪魔になりますし、何より、体毛のせいで筋肉の張りや肌の艶が目立たなくなってしまうため、せっかく鍛えた筋肉をアピールし損ねる原因にもなってしまいます。
これらの理由から、ボディビルダーにとって、全身のムダ毛処理は絶対に欠かせない行為になっています。
一方で、ボディビルダーならではのムダ毛処理に関する問題も存在し、多くのボディビルダーの悩みの種となっています。
日焼け肌にはレーザー脱毛不可
女性が美容目的で脱毛を行なう場合には、レーザー脱毛を用いることが少なくありません。
このレーザー脱毛は、レーザー光が特定の色に反応し吸収されやすいという特性を利用した脱毛方法です。
レーザー光はとくに黒色や茶色に吸収されやすいため、体毛に照射することで毛根部に熱のダメージを与えて、永久的(半永久的?)に脱毛をするわけです。
本来、永久脱毛は医療行為なので美容クリニックなどで施術を受けますが、そのほかにも、エステ脱毛や家庭用の簡易なレーザー脱毛機器などもあり、現在では多くの人が、わりと気軽に利用しています。
もちろんボディビルダーのムダ毛処理についても、レーザー脱毛を利用することができますが、ひとつだけ問題になるケースがあります。
前述したとおり、コンテストでは筋肉美を際立たせるために日焼けが必須です。
日焼けした肌の色は褐色つまり濃い茶色ですが、レーザー脱毛では黒色や茶色に反応させる仕組みなので、毛根だけでなく肌にもレーザー光が吸収されてしまい火傷をする危険性があるのです。
そのため、日焼けした肌へのレーザー光の照射は行えない、つまりレーザー脱毛は日焼けしたボディビルダーには不向きであるといわざるを得ません。
もっとも、最近ではペインティングで日焼け肌を演出する方法もあるので、そういったケースであれば肌が白いうちにレーザー脱毛すれば問題はありませんが・・・。
肌を傷めずにムダ毛処理をするならクリームかワックス
ムダ毛処理の方法として一番先に思い浮かぶものは、カミソリによる剃毛かもしれません。
そして、カミソリといえばT字カミソリが一般的ですよね。
T字カミソリには、安価なものから5枚、6枚と刃が付いた高級なモノまでありますが、その多くは髭そり用で、俗に言うムダ毛処理には向いていません。
身体各所のムダ毛は通常、髭よりも太くて硬いのでT字カミソリでは刃の劣化が早くて、場合によっては肌を傷つけてしまったり、色素沈着や黒ずみの原因になる可能性があります。
あるいは、ムダ毛の処理方法として、毛抜きやピンセットなどを利用した抜毛も考えられます。
しかし、体毛量を考えれば、全身のムダ毛一本ずつ抜毛処理するのは、現実的には難しいでしょう。
脱毛テープを用いれば、ある程度広範囲のムダ毛を一気に処理することはできますが、肌の角質を痛めて肌荒れを起こしてしまう恐れがあります。
見た目のカッコよさを競うボディビルでは、肌荒れさえもマイナスポイントになりかねませんから、こちらもボディビルダーに対しては不向きであるといわざるを得ません。
以上のことを踏まえてボディビルダーのムダ毛処理にオススメなのは、除毛クリームかブラジリアンワックスを使用する方法です。
低刺激・除毛力抜群のNULL除毛クリーム
数々の除毛クリームが市販されている中で、ボディメイカーに人気が高いのがNULL除毛クリームです。
この除毛クリームが人気の理由は、肌に優しいのにしっかりと除毛ができるという点です。
除毛クリームの仕組みを簡単にいうと、体毛を溶かすことでムダ毛を取り除きます。
ここで問題になるのが、体毛を溶かす溶剤の強度です。
当然といえば当然ですが、溶剤の刺激が強すぎると肌を痛めてしまいます。
実際に、刺激が強すぎるモノを使用して肌荒れをおこすことは珍しくありません。
その一方で、肌への刺激を軽減することを重視しすぎて、除毛効果が薄れてしまっているものも少なからず存在します。
そもそも、市販されて多くの除毛クリームは女性をターゲットに開発されているため、デリケートな女性の肌向けに低刺激性になっていますが、その分、男性の除毛には効果が低い傾向にあります。
この点において、NULL除毛クリームは、男性向けに開発されているので当然、男性の太い体毛も一発で処理できる十分な効果があります。
と同時に、アロエベラ葉エキスやオウゴン根エキスなど肌を保護する成分を十分に配合するなど、肌ケアにも重視されています。
なので、男性ボディビルダーのムダ毛処理に最適なのです。
よく、海外製品の方が除毛力については強力であるということを耳にしますが、それは逆に言うと、肌に対する刺激が強いということです。
そういったことを踏まえると、これは除毛クリームに限ったことではないかもしれませんが、身体に直接塗布したり服用するモノはやはり、信頼のおける国産のものを使用したいという人も多いのでは?!
NULL除毛クリームについては、内容成分はもちろん容器までも国内生産にこだわっているため、安心して使用することができると思います。
十分な除毛効果があり、肌を傷つけたり荒らしたりする恐れが少ないNULL除毛クリームなら、カッコよさを追求するボディビルダーに最適な除毛手段といえるでしょう。
→剛毛・短毛・ムダ毛に対応!NULL脱毛クリームの詳細はこちら
どんな剛毛でも肌を傷めずツルツル肌に、NULLブラジリアンワックス
ボディビルダーに最適な除毛方法のひとつとして、NULL除毛クリームをご紹介しましたが、いくら安全性が高いとはいえ、除毛クリームは100%天然由来の成分ではないので、極端に敏感肌の人の場合には、若干の肌荒れを起こしてしまうこともありえます。
また、除毛クリームはあくまでも、肌表面に現れているムダ毛だけを取り除くことができるだけなので、短期間に新しい毛が顔を出してしまうというデメリットがあります。
そんな場合にオススメなのがブラジリアンワックスです。
ブラジリアンワックスの基本的な使用方法は、ムダ毛処理をしたい箇所にワックスを塗布した上で専用のペーパーを貼り付けて一気に剥がすことで脱毛します。
ワックスでは、肌内部から脱毛するので、新たに毛が生えてくるまで1ヶ月程度の期間は、ツルツルの肌が持続します。
※毛周期には個人差があります。
多くのブラジリアンワックスは、ハチミツ由来成分を基につくられた水溶性のワックスなので、肌への刺激がほとんどなく、ボディビルダーに最適の脱毛アイテムといえるでしょう。
ここでは、市販されているブラジリアンワックスの中から、とくにNULL ブラジリアンワックスを例に、その特徴をご紹介します。
ブラジリアンワックスはハチミツ由来の成分を使用していると前述しましたが、中には効果を高めたりコスト削減のために、主成分を砂糖由来の成分などにしたハチミツ含有量が低いモノも少なくありません。
この点においてNULLブラジリアンワックスは、主成分をハチミツとしていて、高純度なハチミツによる確かな除毛効果を実感できるのはもちろん、肌を傷める心配も少ないといえるでしょう。
驚きなのは、NULLブラジリアンワックスは食してもまったく問題がないということ!
ハチミツ由来なので、食べると甘く、もちろん身体にはなんの影響もありません。
食べても大丈夫ということはつまり、肌への刺激も極力抑えられているということです。
その上で、粘着力は十分以上にあるため、脱毛力もまったく心配ありません。
さらに、一般的なブラジリアンワックスは、事前に温めてやわらかくしてから使用しなければならないタイプのものが多いですが、NULLブラジリアンワックスはその必要がないので、面倒な準備が不要なところもオススメポイントのひとつです。
こちらもやはり、メンズ用として男性の太い毛までもしっかりと脱毛できることを念頭に置いて開発された製品なので、ボディビルダーとして満足いく脱毛効果を実感することができると思います。
→除毛/脱毛・メンズ専用のNULLブラジリアンワックスの詳細はこちら
手軽にムダ毛処理するならボディートリマー
「クリームやワックスは面倒くさい・・・」というなら、ボディートリマーをオススメします。
前述したとおり、カミソリによる剃毛は肌に大きな負担がかかりますが、体毛用のボディートリマーなら肌への刺激を極力抑えてムダ毛を処理することが可能です。
勘違いしないで欲しいのですが、ボディートリマーは髭剃りシェーバーに付帯したトリマーとは違います。
髭剃り付帯のトリマーは、あくまでも長めの髭やもみ上げ用なので、体毛に使用するとかなり肌負担が大きいため、肌荒れの原因になってしまいます。
体毛処理には専用のボディートリマーを使用してください。
ボディートリマーでムダ毛処理するのに難しい技術は必要ありません。
製品に付属している残り毛の長さ別のアタッチメントを刃に被せ、あとは体毛にあてるだけでOKです。
参考までに、パナソニックのボディートリマーでスネ毛を処理している画像を・・・。
処理前はこんな感じ。
やり方は、トリマーをスネに当てるだけ。
角度や強さを考える必要なし。さらに、肌を傷める心配も一切ありません。
およそ1分で片足完成です。
見てのとおり、パナソニックのボディートリマーは横持ちタイプなので、脚や腕、胸はもちろん、陰部周辺や肛門まわりなどのVIOエリアのムダ毛処理もやりやすいのが特徴です。
バリカンのような縦型の製品が多い中、個人的にはパナソニックのタイプの方が使いやすい気がします。
また、防水タイプなのでお風呂でも使用できるし、機器を丸洗いできるので衛生的にも安心です。
写真は、パナソニックER-GK60-Wという機種ですが、現在では後継モデルのER-GK70-Kというモデルが発売になっています。
そこで両者の違いを調べてみたところ、ER-GK60とGK70の違いは、
- 長さ揃えアタッチメントに9mmが加わった
- 色が黒になった
という2点のみで、刃の形状やアンペア数、、電池の種類や連続使用時間などに違いはありません。
つまり、パワーアップしたわけでもなく、切れ味が増したわけでもないわけです。
個人的には、9mmのアタッチメントは使うシーンがないので(現状、6mmも使っていないので・・・)、モデルチェンジのメリットはあまり感じません。
今のところ新旧両モデルが併売されていますが、今後はおそらく旧モデルは廃番になるでしょう。
現状、Amazonでは両者に2000円以上の価格差があります。
つまり、今なら同性能のモデルが2000円以上安く買えるということ。
もしもパナソニックのボディートリマーを購入するなら今がチャンス?!
→AmazonでパナソニックボディートリマーER-GK60-Wを見てみる
→AmazonでパナソニックボディートリマーER-GK70-Kを見てみる
→楽天でパナソニックボディートリマーER-GK60-Wを見てみる
昨今では、JBBFやNPCJ、NBBFなどの大会やベストボディジャパンやサマースタイルアワードなどのコンテストへの注目度の高まっており、また一般の人が気軽に利用できるジムの増加などに伴い、ボディメイクに興味を持つ人も増えています。
今回紹介したムダ毛の処理方法を実践して、あなたの肉体美をより一層極めてください。