ヨガ男性が増加中!モテる男の新習慣

笑顔の女性

ヨガと聞くと、「女性が美容のためにやるもの」とか「健康志向の女性がエクササイズとしてやるもの」などとイメージする男性が多いかもしれません。

しかし、それは大きな誤解です。

近い将来、ヨガはモテ男を目指す男性諸氏にとって、ラン二ングやウォーキングあるいは筋トレと同様、一般的な習慣になるはずです。

かのスティーブ・ジョブス氏が禅に傾倒し、同時にヨガにも多大な興味を抱いていたことはよく知られており、実際、アップル社では社内でヨガのクラスを行っているそうです。

また、グーグルではヨガの思想を取り入れたリーダーシッププログラムを開発・実行しています。

その他にも、シリコンバレーのIT系一流企業が多数、ヨガを研修プログラムに取り入れています。

つまり、すでに世界のエリートたちは、ヨガで心も体も鍛えているのです。

そもそも、欧米では男性がヨガをするのは珍しいことではありません。

ヨガスタジオで男性の姿を見かけるのは日常的で、たとえば早朝のヨガレッスンに参加した後、出勤するビジネスマンは多数います。

ヨガ=女性・美容という偏ったイメージを持っているのは、世界中で日本くらいであると認識すべきでしょう。

 

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ヨガのメリット

ヨガを単なるエクササイズと捉えるのはちょっと違う気がします。

ヨガは、体と一緒に心も鍛えられる鍛練法です。

ここでいう「心の鍛錬」とは、いつ何時も平常心を保つことができる精神力を養うこと。

筋トレあるいはランニングでは体を鍛えられても、心を鍛えるのは難しいです。

また、座禅を組んで瞑想すれば、精神的には強靭になれますが、肉体を鍛えることはできません。

ヨガのメリットは、体と心、どちらも整えるバランスが取れていること。

そしてそれこそが、世界のビジネスエリートたちが、ヨガに取り組んだり、その思想を取り入れたりしている理由です。

 

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ヨガの基本

そもそも「ヨガ」には「軛(くびき)を装着する」という意味がありました。

軛とは、荷台を引く牛や馬の首の後ろにかける横木のこと。

「軛=牛や馬と荷台を結びつける」という意味から、「ヨガ=心を一点に集中させる」という意味になったと言われています。

言い換えると、「牛馬のように動き回る、ときには暴れ回る人の心を一点に結びつけて集中させ、進むべき方向に向かわせる」というのが「ヨガ」の意味です。

現代人は、あふれた情報にさらされて思考だけが先走りしてしまい、本来ひとつであるべき心と体がバラバラになっています。

でも本当は、姿勢を正して呼吸をコントロールし、意識を集中させることで、物事を上手に前に進ませることができるはず。

そこで、ヨガによって心と体とうまく繋ぐ作業が必要になってくるのです。

現在では、「ヨガ=健康法orフィットネス」というイメージが強いかもしれませんが、実はポーズや呼吸法が最初からあったわけではありません。

ヨガは、その昔、宗教的な「祈り」という他力本願ではなく、「すべての原因は自分自身にある」という気づきから誕生したそうです。

つまり、ヨガの元来の目的は健康・ストレッチではなく、精神の平穏であり心の整理です。

現在広く認識されているヨガは、あくまでも心を整えるために時代を経て進化してきたものだと考えることができます。

 

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ヨガで心のクリーニング

現代人は、特段必要のない情報を見聞きすることで、勝手に余計な感情に支配されるケースが少なくありません。

株価の上下に一喜一憂する・・・

世界中の悲しいニュースに心を痛める・・・

他人の成功を羨んだり嫉妬する・・・

等々。

もちろん、そういった感情は人間らしさの現われであり、すべてを否定するわけではありません。

ただ、そういった感情の起伏の積み重ねが、心の負担を高めていることも事実です。

言い方は悪いかもしれませんが、「不安だ・・・」とか「不幸だ・・・」と騒いだり憂いだりしている人のほとんどは、勝手にそういった感情になっているだけです。

誰しも、不安や嫉妬・焦り・怒りといった悪い感情を放置しておけば心は汚れていくのです。

そういうときには一度、頭と心をクリアにしてリセットする必要があるのでは?

人が感情を上手に片づけて心を掃除するのに有力な方法がヨガです。

ヨガを通して、呼吸のコントロールや姿勢の矯正、瞑想を実践することで、少しずつ心がクリーニングされていくでしょう。

たどり着きたい境地は、

  • 他人の幸せを、心の底から喜ぶ。
  • 他人が困っているときや苦しんでいるときは、共感して慈悲の心を持つ。
  • 成功を成し遂げた人や立派な行ないをしている人を称賛し、その行為を喜ぶ。
  • 過ちを犯した人を、ただ単に責めたり無視したりするのではなく、反面教師として自分を戒める

といったところ。

これらは全てヨガの教えを反映しています。

また、ヨガには「比べない」という教えもあります。

ヨガに優劣という概念はありません。

たとえば、ヨガスタジオのプログラムで、自分のポーズが隣の人より勝っている・劣っている、とか、みんなと同じにできないなど、他人と比較するのはNG。

「自分は劣っているから、もっと頑張らなきゃ・・・」なんて考える必要な一切ありません。

あくまでも、「自分が気持ちいい」、「自分がどう感じているか」だけを大切にすればOKです。

 

今は「比べる」「比べられるのが当たり前の時代です。

それだけに、「比べない」という考え方は、現代人にとって重要です。

仕事や学業では、競争が当たり前。

さらに遊びや趣味でも優劣がつけられがち。

さらには、SNSのフォロワー数やいいね!の数まで、至るところで、比べたり比べられたりします。

もちろん、比べることでやる気が出るという、よい側面もあります。

でも、他人の評価基準に合わせて生き続けることは、それが上手くいこうがいくまいが、かなりの精神的ストレスにつながっているはずです。

日常で100%「比べる」ことを回避することは困難でも、心の底辺で大切なのは、他人と比べることではなく自分と向き合うということ。

そういった面で、「人と比べない、比べることをよしとしない」ヨガは、最適なエクササイズだといえるでしょう。

 

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まとめ

ヨガは人の心と体を一体として改善するための手段です。

筋トレやフィットネスあるいは整体のように体だけではなく、また、メンタルコントロールのように心だけでもなく、脳・神経系と内臓機能を整え、人に本来備わっている機能を取り戻すことで、体の不調と心のモヤモヤを同時に改善・解消します。

そして結果的に、姿勢がよくなり力みのない首・肩・胸周りや強靭な体幹が備わり、カッコいい肉体に変身します。

その先には、自然な笑顔と前向きな気持ちによって良好な人間関係が築かれ、人生も豊かになるでしょう。

 

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